● 当サイトは広告の表示があります

【請求書公開!】Looopでんきレビュー 高過ぎる?安い?【スマートタイムONE】市場連動型新料金プランは評判通り?

2023.04.01

※ 2023年 我が家は安くなっています!

Looopでんきのプランは【スマートタイ厶ONE】という「市場連動型」の新プランのみになりました。
一般家庭向けの【スマートタイ厶ONE(電灯)】について書いていきます。

【公式】Looopでんき

我が家は2年程 Looopでんきを使っていますが、去年お知らせがあり、自動的に新プランへ移行されました。

新プランの請求書/明細書を公開します。
明細書で新プランの解説もしていきますね。

※ オール電化住宅向けの旧プラン「スマートタイムプラン」とは別の新プランです。
※ 旧プランの「おうちプラン」の記事や口コミもたくさんありますが、どちらも終了して【スマートタイ厶ONE】に移行されています。

ななぞー
市場連動型は少し不安でしたが、今のところ我が家は安く使えています!
  • Looopでんきの新プラン【スマートタイ厶ONE】は「30分ごとに変わる料金単価」を利用する「市場連動型」の電気料金プランです。
  • 利用者は電気を使う時間帯を工夫することで節約が出来ます。
    それが電気の安定供給や再エネ由来の電気をフル活用することにも繋がります。
  • 電力会社は負担が大きくならずに存続が可能になる。
    よく考えられたプランだと思います。

スマートタイムONE とは

Looopでんきの「市場連動型」の新プラン【スマートタイムONE】を簡単に紹介しますね。

Looopでんきのホームページでは電気代は下の計算になると説明されています。

Looopでんき HPより

  • 『電源料金』
    電力市場のスポット電力価格に基づき決まる「30分ごとに変わる料金単価」
  • 『固定従量料金』
    送配電ネットワークを利用して電気を送る「託送費」と運営料金の「サービス料」は「毎月固定の料金単価」
  • 『再生可能エネルギー発電促進賦課金』
  • 『基本料金』
    「0円」
  • 『燃料費等調整額』
    「0円」(「燃料費等調整額」は適用されません)

Looopでんきのホームページ『電源料金単価』の説明

Looopでんき HPより

『固定従量料金単価』の説明

Looopでんき HPより

「30分ごとに変わる料金単価」というのがわかりづらいと思うのですが、実際にはこんな感じです。

2023.03.28 公式アプリによるでんき予報

真冬は平均してもっと高かったです。

※ 『電源料金』と『固定従量料金』は地域によって違います。
Looopでんきのホームページの説明をよく読んでくださいね。

【公式】Looopでんき

重要事項説明書によると『電源料金』と『固定従量料金単価』はこうなっています。4月から料金改定されます。(表の下の方)

Looopでんき 重要事項説明書 より

それでは実際の請求書を見てみましょう。

※ Looopでんき ホームページの「料金シミュレーション」でお住まいの地域のシミュレーションが見られます。

Looopでんきの【スマートタイムONE】で電気代を節約!

スマートタイムONE 請求書

※ 新プランに移行後の、我が家の2023年1月2月3月の請求書です。

あとで説明するので画像の下まで進んで下さい。

※ 1月:103kWhで 4,961円
※ 2月:84kWhで 2,915円
※ 3月:77kWhで 2,199円

この冬は節電したこともあり、一人暮らしにしても使用料が少なすぎてイメージしづらいかとは思いますが、自分の家庭の使用料を当てはめて、計算してもらえたらと思います。

※ 同じ使用料でも電気を使った時間帯によって、その時々に適用される「30分ごとに変わる料金単価」が違うため、金額は変わります。

契約アンペアですが、わたしは Looopでんきと契約する前に20Aから50Aに変更し、1ヶ月たってから Looopでんきに切り替えました。基本料金が「0円」なので契約アンペアで請求は変わりません。

内訳の部分を説明していきます。画像の下まで移動してください。

1月分 内訳
2月分 内訳
3月分 内訳

  • Looopでんきの【スマートタイムONE】は基本料金が 0円、使用量による段階的な料金設定もないので、電気の使用時間帯が我が家と極端に違わなければ、自分の家が Looopでんきと契約していたらその月の電気代はいくらだったのか、おおよその計算ができます。
  • 上の「内訳の表」の「数量」の欄全部にその月の使用料を入れて計算してみてください。
    電気を使った時間帯や地域も違いますので参考値にはなってしまいますがわかりやすいと思います。

では説明します。

『基本料金』『電力量料金』『燃料費等調整額』『再生可能エネルギー発電促進賦課金』の単価に数字が入っています。

上からざっと説明します。
(ここもあとの説明の方がわかりやすいので、細かく知りたい人以外は読み飛ばして下さい)

  • 『基本料金』(緑下線)最低月額料金「0円」
  • 『電力量料金』
    「電源料金」(橙下線)単価×数量
    「固定従量料金/その他季(7/1~9/30は夏季)」(青下線)単価×数量
    「政府補助事業による値引き」(桃下線)単価(×数量分の-表示)
  • 「オプション」無し
  • 「その他料金」無し
  • 『燃料費等調整額』(緑下線)単価が0円
    このプランは「燃料費等調整額」は適用されません
  • 『再生可能エネルギー発電促進賦課金』(青下線)現在の単価×数量
  • 『小計金額』この月の請求金額になります。
    「うち消費税等相当額」(上のものに含まれているので参考)
  • 『[参考]託送料金相当額(再掲)』(これも上のものに含まれているので参考)

※ 「電源料金」と「固定従量料金」は地域によって違います。わたしは北海道に住んでいます。

『電力量料金』以外は複雑ではないですね。

わかりやすいように、違う分け方をすると、

  • 緑下線:「0円」
  • 桃下線:「値引き」
  • 青下線:「その時期の固定単価」で計算されるもの
  • 橙下線:「30分ごとに変わる料金単価」に基づいて計算されるもの

三つ目まではいいですよね。
毎月の単価も、1月には適用されていない「政府補助事業による値引き」以外は同じです。

馴染みがないのは四つ目の橙下線です。

1月2月3月で使用料も違いますが、橙線で囲んだ単価が全く違います。

その「電源料金」について説明します。

電源料金 について

橙線で囲んだ、月によって単価が全く違う「電源料金」ですが、

「電源料金」の単価に表記されているのは、「金額」から「使用電力量」を割り戻した数値になっているそうです。

この「金額」は、電力市場のスポット電力価格に基づき決まる「30分ごとに変わる料金単価」×「その時間に使用した電力量」をずーっと足していったものです。

※ 「目次:1. スマートタイムONE とは」に詳しい計算式が載っています。

  • その結果、電力市場のスポット電力価格に基づき決まる「30分ごとに変わる料金単価」をこのひと月で見ると、平均この単価で使えたということになります。

※ 1月:単価 29.31円
※ 2月:単価 22.85円
※ 3月:単価 16.71円

やはり真冬は高かったですね。

青下線の「その時期の固定単価で計算されるもの」の合計が、18.86 円なので、1月は、固定単価と合わせると、48.17円です。流石に1月は少し高いです。

春秋の季節は電力価格が安い時期なので、高い時期に備えておくといいですね。

※ 参考:2023年6月に値上げ後の北電と比較すると、Looopでんきのほうが安い計算になりそうです。
30アンペアの契約なら1月は北電が安そう。
• たくさん電気を使う家庭だと、北電は段階的に料金が上がるのでまた計算が変わります。

【Looopでんき】30分ごとに電源料金単価が変わる!

ピークシフトについて

「30分ごとに変わる料金単価」を上手に使いましょう。

【スマートタイムONE】は電気を使う時間を、電源料金単価の高い時間から電源料金単価の安い時間にシフトすることで節約が出来ます。

Looopでんきの「市場連動型」の新プラン【スマートタイムONE】で上手に節約するためにわたしがしたことは、

  • アプリをチェックして、自分の負担になり過ぎたり、窮屈な生活にならない範囲で工夫をする。

これだけです。

具体的には

  • 洗濯を始める時間の調整。
  • 掃除機を使うのも安い時間帯に。
  • 休日の炊飯の時間もずらせるならずらす。

お昼の時間帯に電源料金単価がとても安くなっていたりするので、それまでも1回 40~50円かかっているのかなと思っていたドラム式洗濯機での洗濯・乾燥はなるべく安い時間帯にしています。

2023.03.30 公式アプリによるでんき予報

0円に近い時間帯のある日などは、その時間帯ならほぼ「固定単価」のみで、いままでよりちょっと安く洗濯・乾燥ができます。

真冬はそんな日はなかったですけどね。

ちなみに洗濯・乾燥をしている4時間くらいの電気の使用量はこんな感じです。

9:00~13:00 がそうだと思います。洗濯機だけではないですが、合計すると1.7kWh くらいです。

  • 個人的には、電源料金単価が極端に高くなっているとき以外は、ピークシフトはあまり気にし過ぎなくていいかなと思っています。
  • ストレス無く出来るのであればしたほうがいいです。
    わたしの洗濯・乾燥の例ですと、この時期、節約できるのは 1回20円~40円くらいでした。
  • 窮屈な生活になったり、家族とギスギスしたり、子供を叱る原因になるのは避けたいですね。
  • 合わせて、長い時間や常時電気を使っている電化製品の買い替えや電球のLED化で節電を考えたいところです。

大事なことを忘れていました。
わたしの生活、電気の使い方です。

  • 北海道
  • 一人暮らし
  • 平日は昼間 10時間は会社
  • 土日祝日は休み(あまり出掛けない)

電化製品は普通に使っている感じだと思います。

※ 公式アプリがバージョンアップされました。
※ 「現在のでんき予報」だけでなく「今月の電気代の予測」が見られるようになりました!

公式アプリより
公式アプリより

※ スマートタイムONEの口コミを何例か見かけたのですが、それぞれの家庭で電気の使い方や使用量はだいぶ違っていたのですが『電源料金』の平均単価はそんなに大きくは違っていなかったです。その月その月のわたしの平均単価に近くてなんだかホッとしました。

※ 口コミを見るときに「スマートタイムONE(動力)」の口コミと混同しないように気をつけましょう。(基本料金あり/固定従量料金単価は安い/業務用の機器を使う人向けのプランです)

【Looopでんき】電気の使用を単価の高い時間帯から安い時間にシフトすることで電気代を節約!

市場連動型のリスク

「市場連動型」の電気プランにはリスクがあります。

電気代の価格の変動が大きいことです。天気や季節でもずいぶん違います。

Looopでんきのホームページでも注意事項が案内されていますね。

Looopでんき HPより

その他にも天災や事故などで電力の供給が不足したり、安定しないときにはすぐにその影響を受けるでしょう。

この先どういう価格の動きになるのかはわからないので、どうしても不安は残ります。

突発的に異常に「電力価格」があがってしまったら…。

最低でも24時間換気システムは切ってもいいかな、冷蔵庫は…、う〜ん、どうしよう冷凍物がな〜、などと対策を考えています。

長期化するようならば、電力会社の変更も考えますが、そんな状況だと大手の電力会社も経営が相当厳しいのではないでしょうか。

※ もしかするといま、もうそうなっているのかもしれません。

まとめ

【スマートタイムONE】

  • 『電源料金』
    電力市場のスポット電力価格に基づき決まる「30分ごとに変わる料金単価」
  • 『固定従量料金』
    現在の単価×使用電力量
  • 『再生可能エネルギー発電促進賦課金』
    現在の単価×使用電力量
  • 『基本料金』
    「0円」
  • 『燃料費等調整額』
    「0円」(「燃料費等調整額」は適用されません)

※ 基本料金が「0円」なので基本料金を気にせずに大きいアンペアで使えます。
※ 「燃料費等調整額」が適用されないのも現在の単価を考えると大きいですね。

  • 「30分ごとに変わる料金単価」を利用する「市場連動型」の電気料金プランです。
  • 利用者はアプリを利用しながら電気を使う時間帯を工夫することで節約ができ、それが電気の安定供給や再エネ由来の電気をフル活用することにも繋がります
  • 「託送費」と「運営料金」の『固定従量料金』と『電源料金』を分けることによって、電力会社は負担が大きくならずに存続が可能になる、よく考えられたプランだと思います。

まとめ

  • 2023年6月に値上げ後の北電と比較すると、Looopでんきのほうが安い計算になりそうです。
    ※ 30アンペアの契約なら1月は北電が安そう。
    ※ たくさん電気を使う家庭だと、北電は段階的に料金が上がるのでまた計算が変わります。

  • 「30分ごとに変わる料金単価」を利用する「市場連動型」なのでこれからの予測は難しいです。
  • わたしには「電源料金単価の計算方法」が適正なのか、「託送費」「サービス料」はどうなのか、というところまではよくわかりません。
  • それでも、このプランの「実際に自分が使った電気の価格に見合った、多過ぎでも少な過ぎでもない電気代を支払う」というところが割と気に入っています。

わかる範囲での情報ですし、わたし独特の考え方をしている部分もありますが、少しでもみなさんの電力会社選びのお役に立てていたらいいなと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

※ この記事の情報は間違えていることや古くなっていることもあると思いますので、詳細、正確な情報等については Looopでんきのホームページでの確認をお願い致します。
※ 間違い等がありましたら申し訳ありません。

ななぞー
再生可能エネルギーにも問題はたくさんありますが、原発反対派のわたしは Looopでんきと上手にお付き合いしていきたいと思っています。

※ Looopでんきは解約金も「0円」の電力会社です。
契約期間の制限もありません。

基本料金も解約金も0円!Looopでんきで電気代を節約!

追記:4月分は安くなった!

4月分の請求書が出ました。

感覚として、アプリで見ている「30分ごとに変わる料金単価」が安くなっているなぁとは思っていましたが、わたしの使い方では4月分は前のプランよりも安く使えていました。

4月分の請求書の内訳です。

2023年4月分 内訳

※ 4月分は 85kWhの使用で 1,938円の請求です。

1月分から3月分と同じように色分けしてあります。

4月分は、橙線で囲んだ、割り戻して計算した「電源料金」の単価の数値が 10.94円です。(この月の電源料金の平均単価)

青下線の「固定従量料金」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の、固定の料金単価と足すと、29.8円です。

「基本料金」と「燃料費等調整額」は「0円」です。

プランが変わる前の1kWh 32円と比べても安くなっています。

春秋の安い季節の分で夏冬にグッと上がってしまうのをカバー出来るのかはわかりませんが嬉しかったです!

※ 追記:5月~8月分も引き続き安く使えています。

ななぞー
電気代が高くなっているのはある程度仕方がないですね。リスクを理解した上で Looopでんきに乗り換えて、電気代節約にチャレンジしてみるのもありだと思います。

※ Looopでんき ホームページの「料金シミュレーション」で お住まいの地域のシミュレーションが見られます
まずはシミュレーションしてみましょう!

Looopでんきの新プラン スマートタイムONE!

【珈琲きゃろっと】お得なお試しセット ↓

-節約
-, ,